STEP①: 物件探しを始める&金融機関の事前審査を通しておく
リノベーション用の物件を探し始める前に、まずは自分が新しい家で何を実現したいのかを深く考えましょう。私の場合、子供を転校させたくなかったため、校区が変わらないエリアを最優先に物件を探しました。インターネットで予算内の物件をリストアップし、最終的に13件を見つけました。
とにかく譲れない条件に該当する物件を全て抽出して全て目を通すことが大事です。見比べていく中で条件の優劣が付けれるようになるので、内覧するしないの2グループに分けて見ましょう。校区内という厳しい条件でもこれだけの物件数が出てくるので、都心で探す人は100件超えるかも知れません。
さらに、物件探しを始める前に金融機関の事前審査を受けておくことが非常に重要です。これにより、購入可能な価格帯が明確になり、安心して物件を選ぶことができます。
STEP②: 内覧する物件を選ぶ
13件の物件から、実際に内覧したのは4件です。私の場合、車を所有しているため、駐車場が確保できる物件、もしくは近隣で駐車場を借りることができる物件を優先して内覧しました。内覧前に、駐車場の有無や利用条件を確認し、自分のニーズに合った物件を選びました。
内覧時には、物件の内部状態や周辺環境などを実際に目で見て、チェックすることが大切です。見学することで、物件の詳細がさらに明確になります。
STEP③: 優先順位の高い物件を絞り込んで購入の決断
4件の物件の中で、駐車場を所有でき、駐車場料金が発生しない物件が2件ありました。これらの物件が私たちにとって最優先でした。これらの物件については、気になる点がなければ購入の意志を固め、買付証明書を提出する準備をしました。
事前にREINSで相場を確認し、適正価格かどうかをチェックしておいたため、価格についても安心して交渉ができました。この段階で買付証明書を出すことが重要です。なぜなら、買付証明書を提出しなければ、他の人に先を越されてしまうからです。
残念ながら、優先順位1位の物件は他の人に先に購入されてしまいました。そのため、2位の物件を購入することに決めました。
STEP④: 気になる点を記載して買付証明書を提出
買付証明書は、物件購入の権利を示す重要な書類です。私は内覧時に、管理状況に少し疑問を感じたため、「後日確認する長期修繕計画書に気になる点があれば取り下げる」という条件を買付証明書に記載しました。
内覧日には5組の買付証明書が提出されましたが、その中で私たち夫婦は事前に金融機関の仮審査を通していたため、無事に購入が決定しました。
まとめ
リノベーション用物件を購入するためには、計画的に物件を絞り込み、迅速に行動することが重要です。まずは自分の希望条件を明確にし、事前審査を受けて予算を確定させます。その後、物件を内覧し、優先順位をつけて決断することがポイントです。また、買付証明書の提出タイミングや条件の明記も、物件購入をスムーズに進めるための重要なステップです。
決断できない方は多くの場合準備が不足しています。何が譲れない条件でエリアに何件の物件があり内覧したい物件を網羅的に内覧し、予算の範囲に収まっているのであれば条件付きで買付証明書を出す気持ちで内覧をする準備が大事です。
物件は早いと1週間で他の方に購入が決まってしまいますが、これだけ準備をすれば競争相手に負けないので、是非参考にしてください!