
物件も良しあしがあり決められない。もっといい物件に巡り合えるかも知れないし。。。
「本当にこの条件で物件を購入してよいか?」と考えることはよくあります。私自身の経験として、「転校の無い校区エリアで、予算内に駐車場付きの物件を優先」 した結果、広さと築年数を妥協しました。物件を購入してからも時折不動産情報を見ますが、やはり今選んだ物件が現状ではベストだったなと満足度は高いです。本記事では、物件購入前に検討しておくべき4つの条件と、その優先順位の考え方について詳しく解説します。
この記事を書いた私は、リノベーション業界で営業担当をしており、住宅ローンや税務に関するお客様の相談を日々受けています。物件購入から住宅ローン、税務まで、幅広くお手伝いしていますので、信頼性のある情報をお届けします。
物件購入後に振り返るべき4つの条件と優先順位
すべての条件を満たすことは難しく、何を優先するかで満足度が大きく変わります。そこで、以下のような優先順位をつけると判断しやすくなります。
- エリア|生活環境と利便性を最優先
- 予算|無理のない資金計画を立てる
- 広さ|快適に暮らせる空間か
- 築年数|メンテナンス費用を考慮する
それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
1. エリア|生活環境と利便性を最優先
エリア は、住み心地や生活の利便性を決める最も重要な要素のひとつです。特に、子どもの転校を避けるため、校区を優先したい場合は最重要ポイントになります。私もこの条件を最優先し、子どもの学区を変えずに済むエリアを選びました。
振り返るべきポイント
- 通勤・通学のしやすさは問題ないか
- 買い物や病院など生活に必要な施設が揃っているか
- 治安や住民の雰囲気は想定通りか
- 交通の便は十分か(電車・バスのアクセスなど)
利便性の高いエリアに住むことで、多少の広さや築年数の妥協があっても 快適な生活を送れる可能性が高くなります。
2. 予算|無理のない資金計画を立てる
次に重要なのが 予算 です。住宅ローンの返済額が高すぎると、日々の生活に余裕がなくなります。そのため、エリアを決めたら、その範囲で購入できる無理のない物件を探すことが大切です。
振り返るべきポイント
- 住宅ローンの返済は無理のない範囲か
- 頭金や諸費用を考慮した予算設定になっているか
- 管理費・修繕積立金などの維持費が想定内か
- 将来のライフプランに影響を与えないか
私の場合、予算内で 駐車場付きの物件 を選ぶことができたため、車を所有するライフスタイルに合った選択ができました。
3. 広さ|快適に暮らせる空間か
広さ は、生活の快適さに大きく影響します。ただし、広ければよいというわけではなく、間取りや収納スペースも重要です。
リノベーションでプランをみてもやはり4人家族で68平米は広くはないです。更にワークスペースも設けており、各部屋はコンパクトになっています。正直、もう少し広ければなと思いますが、エリアと予算を変えてまで広さを取りたくないので、致し方ないと納得しています。
4. 築年数|メンテナンス費用を考慮する
築年数は、物件の状態やメンテナンス費用に影響を与えます。新築と中古、それぞれにメリット・デメリットがあるため、購入後に「修繕費がかかる」と後悔しないように、しっかり確認しておくべきポイントです。
まとめ|購入後の振り返りで満足度を高めよう
物件購入では、すべての条件を満たすことは難しく、優先順位をつけることが大切です。私の場合、「エリアと予算を最優先し、広さと築年数を妥協」 しましたが、実際に住んでみると満足度は高く、後悔はありません。
改めて振り返るポイント
- エリア は最優先!子供に影響は与えたくない
- 予算 は無理のない範囲で設定
- 広さ はリノベーションで工夫次第で快適に
- 築年数 は維持費やリフォームを考慮
絶対に譲れない条件をベースに検討していくとこれは諦めてもいいやという条件が見えてきます。
私にとっては、エリアと予算を無理したくなかったので、広さ・築年数を妥協しました。人によって優先順位は違うと思うので、是非、この条件で何が大事かを物件購入前に整理してみてください。